用語集2
【気根(きこん)】 根は、地中で発達するのが一般的ですが、地上の茎や枝幹から出る根もあり、それらを総称して気根と呼びます。尚、種類により色々な機能を持ちます。
(付着根) 他の植物等に付着して体を支え、よじ登るために茎から出る根。ツタ・ノウゼンカズラなどに見られます。
(支柱根) 地上にある幹や枝から出て地中に入り、支柱のような形態になった根の事。タコノキなどに見られます。
(保護根) 茎から生じた根であり、密に絡み合って幹を厚く覆う。ヘゴやマルハチ (ウラボシ綱) のような木生シダに見らます。
(吸水根) 雨露を急速に吸収貯蔵します。セッコクなど
(呼吸根) 空中に出て呼吸をしているもの。酸素の乏しい泥中や水中に生育する植物にみられ、通気組織などの構造をもちます。ミズキンバイやマングローブなど
(浮根) 水面に浮上します。ミズキンバイなど。
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